2022年2月18日金曜日

西武新宿線 データイムダイヤ(2021年3月13日改正)  ※ 過去のダイヤ

2022年2月19日 公  開
2022年3月12日 最終更新

▲下りダイヤ

▲上りダイヤ

■路線概要・ダイヤ概要

 西武新宿線は西武新宿駅と本川越駅を結ぶ路線で、小平駅から分岐して拝島駅まで向かう拝島線と一体となったダイヤになっています。首都圏を走行する大手私鉄の主要路線の中でも他社との相互直通運転をしていない珍しい路線です。また、西武新宿線は待避可能駅の多くが2面3線の駅構造で、そのうち中線を上下線で共用している駅もみられるのが特徴的です。ただし、日中については東村山駅を除いて上下線での共用はされておらず、乗り間違いの防止や列車の多少の遅延が逆方向へ波及しないような配慮がされています。

 日中は上下線ともに特急が60分毎に運転されてるほかは、新宿~本川越間の急行、新宿~拝島間の急行、新宿~本川越間の各駅停車、新宿~田無間の各駅停車、拝島線内折り返しの各駅停車がそれぞれ20分毎に運転されています。新宿~田無間は概ね10分サイクルのダイヤとなっており、小平駅では新宿線と拝島線の乗り継ぎも考慮されていますので、ほぼ全線にわたって10分毎の乗車機会が確保されています。なお、拝島線折り返しの各駅停車は1時間あたり小平~拝島間が1本、小平~玉川上水間が2本となっています。

 下りは鷺ノ宮駅で急行各駅停車の相互接続が行われており、田無駅止まりの各駅停車は田無駅で後続の急行への乗り継ぎができ、小平駅では新宿線と拝島線の列車が相互に接続されたダイヤとなっています。そのほか、特急は鷺ノ宮駅と東伏見駅で各駅停車を追い抜き、東村山駅では急行と接続しています。

 上りは小平駅で新宿線と拝島線の列車の接続が図られており、上石神井駅で急行各駅停車の相互接続が行われています。また、急行は小平駅または田無駅で各駅停車に乗り換えることができます。そのほか、特急は東村山駅で各駅停車との接続をし、井荻駅でも各駅停車を追い抜きます。

 上下線とも急行各駅停車の接続パターンが統一されており、新宿線系統と拝島線系統の列車が小平駅での接続を考慮されているので、ほぼ全線で10分毎の利用機会が確保されている、シンプルでかつ利便性の高いダイヤとなっています。
 なお、2022年3月のダイヤ改正では平日のみ毎時1本ずつ急行各駅停車が削減されるとともに優等列車の所要時間が短縮されることが発表されているので、おそらく12分サイクルのダイヤになると思われます。(リリースを見る限り土休日については大きな変更はなさそうです。)